Menu
福井縣大野市是北陸的小京都,能享受「尚未開發的另一個京都」。也是矗立著越前大野城的城下町老街。
中心地區, 大野市
8 3 月, 2018
by Yoshihiro Hosokawa

福井縣大野市中心的古老建築並列於被劃分為棋盤格狀的街道上,被稱為「北陸的小京都」。矗立著越前大野城的城下町老街就位於龜山山頂。這樣的大野市與湧入許多觀光遊客的京都相比,更能愜意地感受日本昔日的風情。ECHIWA策劃能感受「尚未開發的另一個京都」的大野之旅,請到來自美國的2位女性——珍妮佛與席安娜來體驗。

首先,身著和服在老街上散步。「KASEYA和服店」開始提供觀光遊客租借和服及穿著和服的服務。選擇自己喜愛圖案的和服及腰帶,換上日本傳統的華麗衣裳。老闆浦田智榮子小姐一邊為我們穿上和服,一邊告訴我們注入和服內的日本人精神、穿著和服時應有的坐姿及舉止。

身穿和服的2人乘坐於街角等待的人力車開始遊覽。志工團體「越前KOBUSHI組」的車伕一邊拉人力車,一邊告訴我們關於街上的歷史。車伕道鎮郁生先生會以手勢、動作將大野市的魅力傳達給2位顧客,讓他們開懷大笑。

在以早市聞名的七間通,與在這裡開店的親切老奶奶愉快地談天。路上林立著歷史悠久的釀酒廠「南部酒造」、醬油店及日式點心店等老字號店鋪,老闆們會推薦您試吃。在那裡,每次都跨越了語言障礙而有了小小的交流。由於觀光遊客並不多,因此能好好地與當地居民交流。當你造訪時,也會感受到人們的溫暖,肯定會對大野市內抱有親近感吧。

大野市地下水豐沛,作為名水之城也非常有名。市內有幾處泉水景點,用於生活及觀光。

其中最有名的是被選為日本名水百選的「御清水」。「御清水」是江戶時代位於武士宅邸林立一帶的泉水,過去曾被用於烹煮越前大野城城主所食用的米飯,因此又被稱為「殿樣清水」。其泉水是由地區居民清掃,非常重視保護的地方,讓人能感受到其作為生活社交場所的模樣。

附近的「俵屋旅館」是大野最具歷史的旅館,提供使用名水「御清水」體驗茶道的服務。學習茶道老闆娘的筒井真由美小姐,教導我們「點前」這個正式泡茶、品茶的正確方法。

名水於釜鍋煮沸,以其所泡出的抹茶別具一番風味。2人於具有格調的旅館內度過奢華地片刻時光,對茶道的細膩作法留下深刻印象。身著和服迎接她們的筒井小姐說:「我希望能讓來這裡的人感到舒適。」,一副期盼著下位客人到來的模樣。

越前大野城從秋季到春季,根據天候能看見有如浮於雲海上的「天空之城」,受到許多觀光遊客及攝影師的歡迎。較易欣賞到其絕景的時間為黎明時分。與其相應,可於大野市內旅館內享用以當地食材製作的早餐展開一天的行程。能以非常便宜的價格品嚐到以特產上庄芋頭等製成的鄉土料理。

2人於五號商店街的鮮魚店所經營的咖啡館「UOMASA咖啡館」享用午餐。「大野膳」的主菜是烤鯖魚,其由來是夏至到第11天的半夏生食用整隻烤鯖魚的來療癒疲憊的習慣。此外,我們於此享用了舞菇及蘿蔔泥蕎麥麵等,許多使用當地食材製成的料理。

篠座神社於西元717年由白山開山始祖泰澄法師所建。在這浬,可以換上巫女服裝,體驗參拜神社的正確方法。神職人員豬島丈意先生教導我們,由進入寺院內到於前殿參拜的流程,如洗手的方式、參拜的行走方式等。他也細心地告訴我們關於鳥居和注連繩中蘊含的意義。

木板製成的「繪馬」用來將願望傳達給神明。參拜的人寫上各自的願望,並掛於寺院內。學到此涵義的2人,懷著心意慎重地以拼音寫上願望。「希望將來愛與幸福能降臨」。當時的2人,對於能接觸到日本人精神性的特別體驗,感到非常滿足。

在篠座神社內,您可於春分及秋分進行特別的體驗。位於從鳥居前往參拜道延長線上的山頂,能欣賞到日落的景色。那是非常神祕的光景。

 

席安娜:「大野市就像北陸的京都。雖然有著非常相似的氛圍,卻比在京都更加放鬆,也更容易親近。我很享受在大野市度過的時光,讓人感受到與往昔的日本聯繫在一起。老闆們都非常歡迎我們,非常溫暖。即使有語言障礙,但是有如身處在家一般,感到非常舒適。在旅行中能試吃到當地的食物和飲料真是太棒了。」

 珍妮佛:「在這趟旅程中,讓我認識到大野市豐富的歷史,以及街上充滿歷史風情的模樣。雖然京都和大野市都有非常多優點,但是從大野市眺望的自然景色非常美麗。旅程中最讓我感動的地方就是能和平時無法交流的人溝通。當我表示對穿著和服及文化感到興趣時,人們會停下來,並進一步為我解說。」

 

まだ手つかずなもう一つの京都

城下町・大野で感じた温かみ

 

 福井県大野市の中心部は、碁盤目状に区画されたまちに古い建物が並び、「北陸の小京都」と称されてきました。亀山という山の頂上に越前大野城がそびえる風格ある城下町です。そんな大野なら、多くの観光客が押しかけている京都に比べて、日本古来の情緒をゆったりと感じてもらえるはず。ECHIWAでは「まだ手つかずなもう一つの京都」を感じられる大野の旅を企画し、アメリカ出身の女性2人、ジェニファーとシエナに体験してもらいました。

 

 まずは、着物姿で古い町並みを散策。「かせや呉服店」は、観光客向けに着物の貸し出しと着付けのサービスを始めました。好きな柄の着物と帯を選んで、日本の伝統の華やかな衣装に着替えます。店主の浦田智栄子(うらた・ちえこ)さんが、着付けをしながら、着物に込められた日本人の精神性、着物での座り方や振る舞い方も教えてくれます。

 

 着物を着た2人は、街角で待ち受けていた人力車に乗って散策に出発しました。ボランティアグループ「越前こぶし組」の車夫が人力車を引っ張りながら、まちの歴史についての話を聞かせてくれます。車夫の道鎮郁生(どうちん・いくお)さんは身ぶり手ぶりでお客の2人に大野の魅力を伝え、笑いを誘っていました。

 

 朝市で有名な七間通りでは、出店している人懐っこいおばあちゃんたちとの会話を楽しみました。道中には、歴史ある酒蔵「南部酒造」や醤油店、和菓子店などの老舗が並び、店主さんたちが試食を勧めてくれます。そこにはその都度、言葉の壁を越えた小さなコミュニケーションが生まれます。観光客がたくさんいるわけではないので、ゆっくりと住民との交流することができました。あなたが訪れるときも、人の温かさを感じ、きっと大野のまちに親近感を持ってもらえることでしょう。

 

 大野は、地下水が豊富で、名水のまちとしても有名です。まちなかに湧き水スポットがいくつもあり、暮らしや観光に生かされています。

 

 中でも、最も有名なのが、日本の名水百選に選ばれている「御清水(おしょうず)」です。「御清水」は、江戸時代に武家屋敷が並んでいた一帯にある湧き水で、かつて越前大野城の城主の米を炊くのにこの水が用いられたことから「殿様清水」とも呼ばれています。その湧き水は、地域の住民が清掃して大切に守っている場所で、暮らしの社交場としての様子を感じることができます。

 

 近くにある大野で最も歴史のある旅館「俵屋旅館」では、「御清水」の名水を使った茶道体験サービスを行っています。茶道を学んでいる女将の筒井真由美(つつい・まゆみ)さんが、本格的に日本茶を入れて味わうための正しい作法「お点前」を指導してくれます。

 

 名水を釜で沸かして入れた抹茶の味は格別です。2人は格式ある旅館でぜいたくなひとときを過ごし、茶道の細やかな作法に感心していました。着物姿で彼女たちを迎え入れた筒井さんは「来てくれた人に安らぎを感じてほしい」と、次の来客を心待ちにしている様子でした。

 

 越前大野城は、秋から春にかけ、天候条件によっては、雲海の上に浮かぶように見える「天空の城」を見ることができ、多くの観光客や写真家の人気を集めています。その絶景が現れやすいのは、明け方の時間帯です。これに合わせて、大野市内の旅館では、地元の食材を使った朝食サービスを展開しています。特産の上庄サトイモなどの郷土料理が、格安で味わえます。

 

 2人が昼食を楽しんだのは、五番商店街の鮮魚店が営むカフェ「うおまさカフェ」。「大野膳」のメイン料理は焼きサバで、夏至から11日目の半夏生の日に丸焼きのサバを食べて疲れを癒やす習慣があることに由来しています。このほかにも、マイタケやおろしそばなど地元の食材を使った料理をたっぷりと堪能しました。

 

 篠座神社は717年、白山を開山した泰澄大師によって建立されました。ここでは、巫女の衣装に着替えて、神社参拝の正しい作法を体験することができます。手水の掛け方、参道の歩き方など、境内に入ってから拝殿でお参りをするまでの流れを、神職の猪島丈意(いのしま・たけおき)さんが教えてくれます。鳥居やしめ縄に込められた意味についても、丁寧に伝えてくれました。

 

 木の板でできた「絵馬」は、神様への願い事を届けるために使われます。参拝に訪れた人がそれぞれの願いを書いて、境内に飾ります。その意味を教わった2人は、心を込めて丁寧に願い事をつづりました。「私の将来に愛と幸せが訪れますように」。そのときの2人は、日本人の精神性に触れる特別な体験にとても満足そうでした。

 

 篠座神社では、春分の日と秋分の日に特別な体験をすることができます。鳥居から参道への延長線上にある山頂に日が沈むという光景を見ることができるからです。それはとても神秘的な光景です。

 

 シャナ「大野は北陸の京都のよう。非常に似通った雰囲気を持っていますが、京都よりもリラックスして親しみやすいです。 私は大野で過ごす時間を楽しみ、古い日本とつながっているように感じました。店主さんたちはとても歓迎してくれて温かかったです。 言語の壁があっても、アットホームでとても快適に感じました。 ツアーで地元の食べ物や飲み物を試食するのがすごくよかったです」

 ジェニファー「このツアーでは、大野の豊かな歴史と、それが街に広がっている様子を知った。 京都にも大野にも多くの良さがありますが、大野は自然の眺めが素晴らしかったです。ツアーの中で最も感動的な部分は、普通は交流できないような人と交流できたこと。着付けや文化への興味を示すと、人々は立ち止まってさらに教えてくれました」


RELATED STORIES
20 12 月, 2017

漁民村莊的日本民宿

神子,若狭町

福井縣的海岸線上,有很多漁民家族經營被稱為「民宿」的小旅店。漁民們一早就出海捕魚,供貨給市場,晚上就用自己捕獲的海鮮來招待客人。一部分的民宿,還可以跟著漁夫一起出海、見識真正的打漁作業。雖然沒有星級飯店的高級服務,但是這...
READ MORE
18 4 月, 2017

社區裡的「Sunakku」

片町,福井市

如果想經由與當地人交流享受日語或者日本文化樂趣的話,「小酒亭」很值得推薦。在日語裡「小酒亭」就和字面的意思一樣像是小酒吧(享受下酒菜程度的酒館)。 (但是,對於第一次造訪的地方就去這一類的店、有的人或許會覺得很奇怪。但是...
READ MORE
7 3 月, 2017

科技-佛教服務

照恩寺(福井市)

福井市的東鄉這個小鎮上的一座小寺廟最近在網路上成為話題。這座寺廟叫照恩寺建於15世紀是一座佛教寺廟。根據擔任住持的朝倉行宣先生說寺廟將電子音樂跟照明技術運用在辦法會上、這個創舉讓寺廟成為21世紀最受到關注的新寺廟。行宣先...
READ MORE


TOP