絲綢之路是連接中國和歐洲的7千公里的古代貿易路線,經由此地將絲綢、鹽、茶、香辛料、瓷器從中國出口。
同樣的在日本有一條青花魚道,他們從福井南部將青花魚賣到70公里處的京都中心。
福井南部靠日本海的這一側有青花魚的漁場。因為青花魚很快就容易壞掉,所以在19世紀之前,從日本海捕撈上岸的青花魚馬上就上鹽,然後再花上一天的路程經過青花魚道把魚送到京都。
青花魚道是從福井南部的港口城市小浜為起點,一直到出町柳附近才是終點。
因為京都中心是內陸,所以青花魚更為珍貴。比如說青花魚壽司是在特別的日子才會吃的傳統佳餚。那是一種在醋飯上放上醃漬過的青花魚,再用海帶卷起來的東西。
在前往京都的青花魚道上有幾家休憩站、人們可以在這裡休息、吃飯、過夜。其中之一是位於離小浜16公里的熊川宿。
熊川宿在17世紀至19世紀之間繁榮起來,20世紀初以後隨著鐵路運輸和汽車的普及而衰退了。
令人驚訝的是,這個古老的老街道還一直存在著,中心部分沿著1公里的道路約10.8公頃的廣大面積。沿著被選為平成的名水百選叫做前川的水路,排列著傳統的日本民房和倉庫。熊川宿是由各種各樣傳統的日式民房構成的。其中之一是與入口平行的平八,也有把入口設置成懸山頂的妻入形式。
熊川宿是由各種各樣傳統的日式民房構成的。其中之一是與入口平行的平八,
也有把入口設置成懸山頂的妻入形式。
日本從17世紀到19世紀、也常看見只有二層的佛壇的民房這樣的建築物比2層建築的屋頂還要低。
熊川宿是一個被環山圍繞的小城鎮,可以悠閑地享受自然。
例如山丘上被古老的樹木圍繞的白石神社,是個空氣清新,寧靜的空間。
熊川宿離京都僅60公里是個珍藏的場所。特別是推薦給喜歡建築和歷史愛好者。就像過去運送青花魚到京都的人們一樣,在這裡悠閑地休息一下吧。
【抄訳】
シルクロードは、7,000キロにわたって中国と欧州をつなぐ古代の交易路で、絹や塩、茶、香辛料、磁器が中国から輸出されていました。
同様に、日本には、鯖街道と呼ばれる、福井南部から京都の中心部まで70キロの鯖のための交易路がありました。
福井南部には、日本海側に沿って鯖の漁場があります。鯖はいたむのがはやいので、19世紀までは、日本海から水揚げされた鯖はすぐに塩につけ、一昼夜かけて徒歩で鯖街道を通って京都まで運んでいました。
鯖街道は福井南部の港町・小浜からはじまり、京都中心部・出町柳近くが終点です。
京都中心部は内陸なので、鯖はより貴重でした。たとえば、鯖寿司は、特別なときに食べる伝統的なごちそうです。酢飯の上にしめ鯖をのせ、昆布で巻いたものです。
京都に向かう鯖街道には、人々が休憩したり、食事をとったり、夜を明かしたりするための宿場がいくつかありました。そのうちのひとつが、小浜から16キロに位置する熊川宿です。
熊川宿はとりわけ17世紀から19世紀にかけて栄えましたが、20世紀初頭以降、鉄道輸送や自動車の普及に伴って、衰退してきました。
驚くべきことに、この見事な古い街並が現存し、その中心部は、1キロの道に沿って10.8ヘクタールに広がっています。平成の名水百選に選ばれている前川という水路に沿って、伝統的な日本家屋や蔵が並んでいます。
熊川宿は、様々な伝統的日本家屋で構成されています。そのひとつが、入口を棟と平行にした平八であり、入口を切り妻に置いていく妻入もあります。
17世紀から19世紀の日本で一般的だった厨子二階のある家屋もみられます。この建物は2階建ての住居よりも屋根が低くなっています。
熊川宿は、現在は、山に囲まれた小さなまちで、のんびりと自然を楽しめます。
たとえば、丘にある白石神社は、古い木々に囲まれ、空気が澄んだ、静かな空間です。
熊川宿は京都からたった60キロのとっておきの場所。とくに、建築好きや歴史ファンにおすすめです。かつて京都へ鯖を運んでいた人々のように、ここでゆったりと休憩してみませんか。
Mackerel: Creative Commons Some rights reserved. Photo by Jeremy Keith.