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永續性的「大湖區」
美濱町與若狹町的三方五湖
22 5 月, 2017
by Yuri Iwasaki

離敦賀站40分鐘車程的地方有一個叫三方五湖由5個湖形成的若狹灣國定公園。當然光看就是一座非常漂亮的湖,其實它的魅力不止如此。請繼續閱讀下去・・・。因為離海很近因此有汽水,淡水每個湖水質都不同,據說因此從湖面上看到的顏色也稍有不同,也有人幫它取了一個很神秘的別名叫五色湖。由於水質的不同,各個湖都有特色,從捕魚方法和地區的傳統上就能看出它的特徵。

但是因為經濟成長的代價、三方五湖的水質也惡化了,惡質的釣客將外來物種隨意放流、造成生態體系的紊亂、問題相當嚴重。然而三方五湖不會造成濫抓濫捕的傳統捕魚方法作為「具永續性的社會形成模範」得到環境專家極高的評價。

我們就來看看各個湖的捕魚方法。

在冬天的早上我們造訪了第2大的三方湖,我們看到漁民們拿著比身高還長的竹竿在水面上拍打的場面。伴隨著很大的「啪~嚓」聲、湖面上濺起了一大片水花。這被稱為「拍打網魚」是傳統的捕魚方法,把在冰冷的湖水裡受到驚嚇而變遲鈍的鯉魚或鯽魚趕到網子裡。據說這個方法從20世紀初就開始了。漁夫5人一組追趕獵物,是否能成功達成必須靠團隊合作。當漁民們不斷拍打水面的過程中,有可能看得到眼前所捕獲的獵物。

水月湖和菅湖從夏季到秋季經常可以捕獲到鰻魚呢。烤鰻魚是一道相當受歡迎的和食廣為人知。鰻魚一般是淡水區域的魚,但因為水月湖,菅湖具有海水和淡水的混合獨特的環境。因此鰻魚吃的餌也跟其他產地的不同、水月湖,菅湖的鰻魚腥味較少且味道鮮甜是出了名的,縣內外的許多遊客喜歡在湖畔的鰻魚料理店用餐。水月湖和菅湖正吻合了鰻魚喜歡活動在狹窄處沉入湖底的習性。使用古老的捕魚方法來捕鰻魚。不使用魚鉤所以鰻魚的身體就不易受損而且如果是小鰻魚就放回湖裡、這也是資源的保護。

久久子湖從夏末到秋季能捕撈蜆貝。漁民進入湖裡約到胸部的地方,竹耙的前端有竹簍、用這個特製的漁具伸入湖底撈蜆貝。三方五湖的湖畔有繩文時代(約公元前5~3世紀)的遺跡、其中有大量的蜆貝的貝殼在此出土。這個地區從太古時代開始人們的生活就和蜆貝有密切的關係。

唯一和大海相連的日向湖,大約從380年前開始一直持續的傳統儀式「水中拔河」,現在也繼續傳承著。每年1月中旬,連接湖和海灣的冰冷運河地區的男人們從橋上跳入水中,用稻草編織的粗繩子在湖水中拔河、相當壯觀的祭典活動。以前傳說為了消滅出現在湖中的大蛇、綁上了粗繩頗具有淵源,其實也是祈求一整年的豐收和家人的平安、在這個地區算是最重要的活動。

三方五湖的捕獲量逐年減少,同時保留傳統捕魚法的漁夫也在減少。透過當地從幾年前開始就積極地食用湖的魚和貝類引發了捍衛湖的環境和傳統的活動。當地其中一個環保團體製作了用鯉魚跟
鯽魚做成的美味料理的食譜、讓孩子也能熟悉味道。湖周邊的餐廳也提供季節性的魚料理、所以遊客也能品嚐到鯽魚及鯉魚的燉菜、生魚片,烤鰻魚。享受美食的同時也能看到這些傳承了傳統的日本漁民的樣貌。何不妨親自來體驗看看呢?

 

【抄訳】
敦賀駅から車で40分のところに三方五湖という5つの湖が若狭湾国定公園にある。もちろん、見るだけでも大変美しい湖であるが、それ以上の魅力がある。続きを読んでみてほしい。

海に近いために海水、汽水、淡水と湖ごとに水質が異なり、そのために湖面の色が微妙に異なって見えると言われ、五色の湖という神秘的な別名もつけられている。この水質の違いによって、それぞれの湖に個性があり、漁法や地域の伝統にその特徴が出ている。

しかし三方五湖でも現在、経済成長の代償としての水質の悪化、心ない釣り人が放流した外来種による生態系の乱れといった問題が起こっている。その中で、魚を捕りすぎない三方五湖の伝統的な漁法は、環境の専門家たちから「持続可能な社会の形成モデル」として評価が高まっている。

それぞれの湖の漁法などを見てみよう。

冬の朝に二番目に大きい三方湖を訪れると、漁師たちが背丈よりも長い竹ざおを水面にたたきつけているシーンに出くわす。「ばっしゃーん」という大きな音とともに、朝もやが立ちこめる湖面から水しぶきが上がる。「たたき網漁」と呼ばれる伝統的な漁法で、冷たい水の中で動きが鈍くなったコイやフナを驚かせて網に追い込む。20世紀初めに始まったと言われる。漁師は5人ほどのチームで獲物を追い込むため、漁の成功にはチームワークが欠かせない。漁師たちが水面をたたき続けるうちに、目の前で獲物が釣れるのが見られるかもしれない。

水月湖と菅湖は夏から秋にかけてウナギがよく捕れる。ウナギの蒲焼きは人気の和食として広く知られている。ウナギは一般的に淡水域の魚だが、水月湖、菅湖は海水と淡水が入り交じった独特の環境。そのためにウナギが食べるえさもほかの産地とは異なり、水月湖、菅湖のウナギは臭みが少なくてうま味があると有名で、県内外から多くの観光客が湖畔のウナギ料理店に訪れている。水月湖と菅湖では、狭い場所を好むウナギの習性を生かして筒を湖底に沈めておくという、昔ながらの漁法でウナギを捕っている。針を使わないのでウナギの体が傷みにくく、小さなウナギをそのまま返すことができて資源保護にもなるのだ。

久々子湖では夏の終わりから秋にかけてシジミが捕れる。漁師たちは胸まで湖に入って、熊手の先にカゴをつけた特注の漁具で湖の底をひっかくようにシジミを捕る。三方五湖の湖畔にある縄文時代(紀元前5~3世紀ごろ)の遺跡からシジミの貝殻が数多く出土している。この地では、太古から人々の暮らしとシジミは密接に関わってきた。

唯一、海とつながる日向湖では、約380年前から続いている伝統行事「水中綱引き」が、今も受け継がれている。毎年1月中旬、湖と湾をつなぐ冷たい運河に地域の男たちが橋の上から飛び込み、わらで編んだ太い綱を水中で引きちぎる勇壮な祭だ。その昔、湖に現れた大蛇を退治するための大きな綱を張ったことにゆかりがあるとも言われ、1年間の豊漁と家族の無事を祈る地域で1番大切な行事となっている。

三方五湖の漁獲量は年々減少し、それに伴って伝統漁法を守る漁師も減っている。地元で数年前からは積極的に湖の魚や貝を食べることを通じて、湖の環境や伝統を守ろうとする動きが起こっている。地元の環境保全団体の一つはコイやフナを美味しく食べるレシピを作り、子供たちにその味に親しんでもらおうとしている。湖周辺の飲食店でも、季節ごとの魚を提供しているので、旅行者でもフナやコイの煮付けや刺身、ウナギの蒲焼きを味わうことができる。食を楽しみつつ、伝統を受け継ぐ日本の漁師の姿に思いをはせてみてはいかがだろうか。


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