「Timber Pot」福井轆轤師・酒井義夫先生把廢棄木材做成花盆。隨著時間的過去,產生損傷和裂紋等,逐漸有了變化,不久就再回歸到土裡。2015年「Timber Pot」榮獲室內裝飾生活方式東京(IFFT)的青年設計獎,2016年2月也受邀參加在德國法蘭克福舉辦的國際旗艦展(Ambiente)。
受到世界各地來的採購、記者、編輯者的關注、也接受「CASA vogue」、「ELLE DECOR」、「Monocle」等一流雜誌的採訪。
酒井先生主導的「轆轤舍」作為越前漆器之鄉而聞名,位於福井縣河和田地區。
making of ROKUROSHA from kazutoshi hasegawa on Vimeo.
河和田地區環山圍繞是漆的野生地。氣候和溼度,自然最適合的,河和田地區1500年以上成為越前漆器的產地。傳統的漆器是在木製器皿上塗上漆料、在日本大約從9千年前開始就被當作餐具使用。光澤閃耀著光芒,輕便,耐用性好,持久耐用,還可以修理,對日本料理來說最大特徵就是具功能性。 首先轆轤師把木材削成木碗。 在碗的表面塗上漆,晾乾再研磨,漸漸地會產生美麗的光澤。而且塗了漆的木碗,也可以塗上金或銀加以裝飾。容易形成山的地區不只限於河和田地區,事實上有7成以上是山地,作為林業的土地只有一點點。因此作為傳統的森林管理方法、把剩下一部分還可以生長的樹做出間隔進行培植。在日本特別是在第2次世界大戰後,大量種植樹木,1950年代中期以後,開始從外國進口價格更低的木材,國內的木材市場萎縮了。因此,很多森林,在無人管理的狀態下被放置著。 酒井先生要讓人們重視這樣的森林所存在的危機狀況,到現在為止,不是要被有效利用,而是將被廢棄的木材再重新創造出來像轆轤舍這樣的產物。有效地使用日本傳統的陶工旋盤的工法。轆轤舍對酒井先生來說是對於未來可以永續發展的第一步。對轆轤師來說、他們繼承了傳統的技術,使用木材等素材、創造出具有獨創性的產品。
【抄訳】
『Timber Pot』は、福井のろくろ師・酒井義夫さんが、間伐材からくりぬいてつくった植木鉢。時間の経過とともに、傷や割れなどが生まれて、徐々に変化し、やがて土に還ります。 『Timber Pot』は、2015年、インテリアライフスタイル東京(IFFT)でヤングデザインアワードを受賞し、2016年2月にはドイツ・フランクフルトで開催された国際見本市アンビエンテ(Ambiente)にも招待されました。世界中のバイヤー、ジャーナリスト、編集者から注目され、「CASA vogue」、「ELLE DECOR」、「Monocle」といった一流雑誌にも採り上げられています。
酒井さんが主宰する「ろくろ舎」は、越前漆器の里として知られる、福井県河和田地区にあります。 河和田地区は山に囲まれ、漆が自生する地。気候や湿度、自然が適していることから、河和田地区は、1500年以上、越前漆器の産地となっています。
伝統的な漆器は、木を漆でコーティングしたもので、日本では、およそ9000年前から、食器として使われてきました。つややかに輝き、軽く、耐久性があり、長持ちし、修理できて、和食にとって機能的なのが特徴です。
まず、ろくろ師が、木材から椀を削りだします。
椀の表面に漆を塗り、乾かして、磨いていくと、次第に、光沢と美しさが生まれていきます。さらに、漆を塗った椀に、金や銀で、装飾を施していくこともあります。
山がちな地域は、河和田地区に限らず、実に日本の7割以上が山であり、林業のための土地は少ししかありません。そこで、伝統的な森林マネジメントの手法として、残りの木が生育できるよう木々の一部を間引く“間伐”が行われてきました。
日本では、とりわけ、第二次世界大戦後、大量に植樹されましたが、1950年代半ば以降、より安価な木材が国外から輸入されるようになり、国内の木材市場は冷え込みました。それゆえ、多くの森林が、手入れされないまま放置されています。
このような森林の危機的な状況に目を向けさせようと、酒井さんは、これまで、有効に活用されることなく、廃棄されていた間伐材から、Timber Potを生み出しました。日本の伝統的なろくろの手法を効果的に用いています。
Timber Potは、酒井さんにとって、持続可能な未来に向けた第一歩にすぎません。ろくろ師として伝統的な技術を受け継ぎながら、木などの素材を使って、独創性のあるプロダクトを生み出しています。