英語諺語中有一句”A rolling stone gathersno moss(滾動的石頭上不長苔)”
日本也有同樣的諺語,職業和居住的場所不斷更換的人是不會成功的,換句話就是「不要放棄」「辛苦就能得到回報」的意思。正如同這句諺語、青苔是表示時間的植物。而日本的文化是重視時間和年月、歷史的。也許因為這樣所以日本人喜愛青苔。
青苔是一種棲息在又深又茂密的樹叢裡無花的綠色植物,1萬2千種中約2,500種以上是生長在溼氣高的日本。
平泉寺白山神社是日本的靈山之一的白山的山腳下,以被稱為美麗青苔的地方而聞名。
Mossy 1300-year-old Shrine (Heisenji Hakusan Shrine) from echiwa on Vimeo.
在日本從古代開始就和自然共同生活。特別是山、水、糧食、木材等提供人類為生存所不可缺少的東西。人們感謝山林,不久便開始出現了崇拜的人。
作為這樣的山岳信仰的據點,於1300年前,在泰澄建造了平泉寺白山神社。
自從717年平泉寺白山神社被建造以來,這個地區作為宗教城市開始發展起來,據說16世紀中期有48社、36堂,6千坊。但是1574年在戰火中被燒毀,不久就腐朽了。
這個占地約200公頃消失的街道”還沒有被揭曉。從1989年開始進行挖掘調查,終於將全部的1%挖掘出來。
到目前為止被挖掘出來的東西中,較為顯著的是石階的道路。全長230公尺在現階段的日本算是最大的中世紀的石板。
平泉寺白山神社被靜寂與純凈的空氣包圍著,樹木、石頭、岩石、泥土等所有的東西都被青苔漂亮地包覆起來。
從青綠色到茶色各種青苔在地面上鮮明地鋪陳。簡直就像是一個巨大的綠色絨毯一樣。
青苔跟樹木一樣,在一個晚上會急劇地增長,經年累月地生長。也就是說,平泉寺白山神社跟著青苔和樹木等其他植物同時在16世紀燒毀後,也生生不息地地存活過來了。
另一方面在日本特別是第2次世界大戰之後,有了極大的變化。
幾乎所有的東西很快因為潮流而廢止,青苔也來不及生長。
平泉寺白山神社也許會讓我們想起長久以來被我們所遺忘的事物呢。
【抄訳】
英語のことわざのひとつに、“A rolling stone gathers no moss(転がる石に苔むさず)”がありますが、日本にも、同様のことわざがあり、職業や住まいを転々とする人は成功できない、言い換えれば、「あきらめるな」「苦労は報われる」を意味します。このことわざにもあるように、苔は、時間を表すもの。そして、日本の文化は、時間や年月、歴史を重んじます。それゆえ、日本人は、苔を愛でるのかもしれません。
苔は、深い緑の茂みに生息する花のない植物で、約12,000種のうち、2,500種以上が、湿気の多い日本で生息しています。平泉寺白山神社は、日本の霊峰のひとつ白山のふもとにある、美しい苔の地として知られています。
日本は、古代から、自然とともに生きてきました。とりわけ、山は、水、食料、木材など、ヒトが生きるために不可欠なものを与えてくれる存在。人々は、山に感謝し、やがて、これを崇拝する人も現れはじめました。このような山岳信仰の拠点として、1300年前、泰澄によって建立されたのが、平泉寺白山神社です。
717年に平泉寺白山神社が建立されて以来、この地域は、宗教の街として発展し、16世紀半ばには、48社、36堂、6千坊があったといわれています。しかしながら、1574年、戦火で焼失し、やがて朽ちていきました。
この200ヘクタールにもわたる“消え去った街”は、まだ解明されていません。平成元年から発掘調査が開始され、ようやく全体の1%の発掘が完了したところです。
これまでに発掘されたもののうち、顕著なものとして、石畳の道があります。全長230メートルで、現時点では、日本で最大の中世の石畳とされています。
平泉寺白山神社は、静寂と澄んだ空気に包まれ、木々、小石、岩、土など、あらゆるものが、苔で美しく覆われています。
若い緑から茶色まで、様々な苔が、地面で鮮やかに波だっています。それはまるで、巨大な緑の絨毯のようです。
苔は、木々と同様、一晩で劇的に成長することはなく、年月をかけて育ちます。すなわち、平泉寺白山神社は、苔や木々、その他の植物とともに、16世紀後半に焼失した後も、脈々と生き続けてきたといえます。
一方で、日本は、とりわけ、第二次世界大戦後、大きく変化してきました。ほとんどのものは、すぐに流行っては廃り、苔が生えるいとまがないのです。
平泉寺白山神社は、私たちが長年、忘れ去ってしまった何かを、思い出させてくれるかもしれません。